San Franciscoおすすめギャラリーのご紹介。
それぞれがかなり点在しているため、車があると便利だけれど、地下鉄やバス、徒歩をうまく利用して是非ホッピングしていただきたい。
歩く手段しかなかった私は、いくつか危ない地域にあるため断念したギャラリーもあるけれど、だいたいのおさえたいギャラリーは制覇したと思う。
SFで一番お気に入りのギャラリー。Barry McGee, Ryan McGinley, Sam Gordonなど扱っているアーティストのクオリティーが高い。ギャラリーはMission地区の端にあり見つけるのが少々大変かも。
展示中の作品は"Summer Collection" by Margaret Kilgallen。Barry McGeeのパートナーで10年前に残念ながら亡くなっている。本当に惜しい人が亡くなってしまった。。。彼女の作品は先日紹介したLA MOCAでの"Art in the Streets"でも展示されている。
TOKYO PHOTO 2011にも参加するらしく、ギャラリストと再会できるのも楽しみだ。
ストリートアートをベースにアメリカのユニークなアーティストを紹介している。
展示中の作品は、"Make an Effort" by D Young V。
D Young VはSF在住のアーティスト。「もし現代社会をやり直すことになったなら、一体この世がどうなっているのだろう」という問いに、彼の想像する再建された世界、新発想、技術、宗教、言語、世紀末後の姿を発表している。
SHOOTING GALLERY
WHITE WALLSに隣接しているギャラリー。
"Grand Illusion" by Anthony Sneedでは、斬新な色彩のペインティングインスターレション。シンプルにしかし大胆な色とパターンを構造的に見せることで視覚的なイリュージョンがうまれる。彼のインスピレーションである「強制される力」を描いた作品。ブルックリン在住。
EVER GOLD GALLERY
注目の若手ギャラリーとしてメディアに多々フィーチャーされている。ダウンタウンにありアクセスもしやすい。様々なジャンルの作品を紹介しているがインスタレーションや実験的な作品も多く、ここに行けば面白いものが見られる、アメリカの若手のアーティスト事情が分かる場所かもしれない。
展示中のアーティストの紙作品もものすごくポップでかっこよかった。
BAER RIDGWAY EXHIBITIONS
SF MOMAに近接するクオリティーの高いギャラリー。扱っているアーティストセレクションも非常にユニークで日本やアジアでも今後みられる作品も多いのでは。ポテンシャルが高そう。
展示中のアーティストはSF在住のTravis Collinson。アート雑誌でこの作品を見たのをきっかけにギャラリーへ足を運んだ。アーティストの見る視点と彼が描くポートレート作品の被写体が見つめる視点の強さとユニークさが非常に面白い。ペインティングとドローイング作品。