AERAの「中国に勝った日本人100人」に選ばれた藤田康介先生は、上海鼎瀚(ていかん)中医クリニックでの専任医師としてご活躍される方。
私の上海交通留学と同時期に先生も上海へいらっしゃって上海中医薬大学で中医薬を学び、今では日本と中国を行き来しながら中医薬を広める活動を積極的に行われている。
もともと漢方には興味があったが、藤田先生との出会いでますます学びたくなってきた。
漢方はお薬と違って即効性のあるものではない、自分の体と状態に合わせて煎じられた薬とじっくりと向き合って時間をかけてその効果を体が取り入れていくもののようだ。精神的なものからくる疾患も多く、まさにYING(陰)とYANG(陽)のバランスを整えるために、漢方が手助けをしてくれる。私のような突っ走りまくり人間には、YANGが足りないらしく、YANGを補うための漢方と自分の生活の見直しが必要だという。
心身のバランスとはよく聞く話だが、今後の長い人生でじっくりと自分の心身とそして生活をどう充実させるか、このYINGとYANGのバランスを考えてみたくなった。
藤田先生がサロンを開かれることになり、中医学の魅力を是非学んでみたいと思う。