東京都写真美術館でただいま上映中のドキュメンタリー映画。
ポスターの黄色い工場風景に釘付けになり、早速公開直後に観に行った。
カナダの写真家エドワードバーティンスキーが見る「今日の中国」。
オリンピックですっかり整備された北京や国際都市として発展を続ける上海の表向きな姿には絶対見えないもう一つの姿が
残酷なまでに鮮明に映し出されている。
とてつもないビッグスケールな中国のアイロン工場で始まる冒頭部分は圧巻。かなりのショックを受けつつもその圧倒的な美しさに目を奪われる。有害廃棄物を素手で分類する老婆や幼い子供たちが原油にどっぷりつかりながら作業する姿は恐ろしく痛々しい。
様々な残酷な風景を前に、改めて毎日の幸せに感謝。そして何か自分にできるエコ活動から始めようと思う。