13年間に渡り続いていたIrving PennとIssey Miyakeの関係。撮影には一切立ち会わないIssey Miyake、コレクションには一度も顔を出さなかったIrving Penn。二人の間には、ただ作品を創るというクリエイションを通じて奇跡的なビジュアルダイアログが続いていた。
Issey Miyakeの作品1つ1つがIrving Pennのレンズによって、次のレベルの世界観をつくりだす。巨大プロジェクションの映像をみながら、シンプルな白のバックグラウンドにモデルとIssey Miyakeの作品だけ。それだけなのに、それだけだからこそ、ものすごい力強さと躍動感が伝わってくる。
展覧会ディレクターは、このビジュアルダイアログをつないだ北村みどり氏。すばらしいメッセージを持った人。彼女のことをもうちょっと知りたくなった。
会場構成は、Metzのポンピドゥーの建築を手掛けた坂茂氏。