9/29/2009

中国のクリエイティブ事情を学ぶ


中国の美術専門大学総4位にランクインする広州美術学院の陳小清教授のセミナーに参加した。この大学はまだ設立されてから10年足らずだが、毎年1200人の学生枠になんと3万人もの応募者が殺到する人気の大学である。
特にアニメーションやデザイン、そしてニューメディアアートに力をいれ、卒業後はTV局、広告代理店、アニメ制作会社、ウェブ制作会社、アーティストへの道と100%の就職率というハイレベルな実績を持つ。
陳小清教授の指導のもと、学生たちが手掛けた過去の作品には、愛知万博での中国館、不動産会社とのコラボレーションしたインスタレーション作品、中国の歌劇の舞台演出など幅広く、また最近手掛けた仕事としては、2010年のアジアオリンピックのマスコットのデザインを手掛けるなど、アートだけで終わらず、企業や社会としっかり結びつけてクリエイティブ産業をうみだしている中心にいるように感じた。
特に近年めざましい発展をとげているデジタルサイネージの需要が大きいこと、そして中国の企業は最新の技術を使ったコミュニケーションに惜しみなく投資していることは、これからの中国のクリエイティブ産業の急激な発展を意味する。
またしても中国パワーを熱く感じ、またまたやる気になってきた。アジアオリンピックが始まる頃、是非とも広州を訪れてみたい。

9/25/2009

Mark Jenkins: Group show in Korea


Markの韓国デビュー。めでたいめでたい♪
ソウル市内にあるSangsangmadang Galleryにて、「PICNIC ON THE CITY」というグループ展が開催中。(英語タイトルがちょっと変だけど、これがタイトルなんです。)新聞巻きはまた新しいかも。10/18まで。

9/23/2009

COEDO BEER


COEDO という名の小粋なビールのご紹介。
最近お会いしたアートコレクターのI氏が手掛けるCOEDOは、埼玉・川越で生まれたビールで、通称「小江戸」からCOEDOという素敵なネーミングに。そしてパッケージもとーってもおしゃれで一瞬インポートものかと思ってしまった。(ウェブサイトもおしゃれ。要チェック!)
素材にこだわり抜いて、一品一品、職人が手仕込し、モンドセレクションで最高金賞を獲得した究極のビール。
今日はトマトとバジルのシンプルパスタに、さっぱり飲みやすい小麦のビール「白-Shiro-」をいただいた。職人さんの愛情がいっぱいこめられたやさしい味にほろ酔い気分に。
Iさま、ごちそうさまです♪今度はゆっくりアート談義にビール談義。楽しみにしてまーす。

9/20/2009

ありがとう!





ちょっとここんとこ落ちこんでいた私に、友人からステキなお花をいただく。
私の大好きなカサブランカのワインレッドバージョン。百合の香りが部屋中に広がっていい感じ。
素敵な時間をありがとう。Kちゃん。

9/15/2009

原田マハさん、最新作 "翼をください"


感激で涙した#9(ナンバーナイン)の著者、原田マハさんの最新作 "翼をください" がリリースされた。すっかり「マハワールド」に魅了された私だけに、ずっと楽しみで仕方なかったが、今回特別にこの新作が待ち遠しかったのには、また別の理由もある。
ワイデンで一緒に仕事をしてきた、大好きでリスペクト!のしゅんしゅん兄ことコピーライターの岩井俊介さんが、この本のクリエイティブディレクションを手掛けていることである。なんてスモールワールド。でも彼の航空オタクぶりは今や国際的に有名なので、なるほどといったところだろうか。
アメリア・イアハートをモデルとする太平洋上で行方不明になったアメリカ人女性パイロットと、1939年に実際に世界一周フライトをした日本製の飛行機「ニッポン号」を結びつけたらどうなるかという妄想が物語へと進化したストーリー展開らしい。
本当におめでとう!しゅんしゅんの今後にかなり期待しちゃう。感想はまたあらためて。

9/11/2009

JULES JULIEN: UPCOMING SHOWS

Jules Julienのまたしても素晴らしい新作がフランスの展示会で発表される。
もし、お近くにいたら是非、足を運んでみてください。アジアファンはもうちょっと待っててね。今いろいろ企て中っす♪
Julien's 2 upcoming show with new work is coming up in France!!!
Please check them out if you are in town ;) For asia fans, stay tuned, Julien will be back soon xxx

V.O Exhibition @ ESPACE BEAUREPAIRE 9/16 - 9/20, 2009

NUIT BLANCHE 10/3, 2009

9/10/2009

GYRE ART WINDOW #2: STEPHEN SMITH



GYRE ART WINDOW 2回目は、NCCことStephen Smithというイギリス人アーティストの作品。夏から秋へと移り変わっていく季節感を意識し、GYREの美しい建造物、ファッション、渦巻きなどをエレメンツ化し、彼の得意とするタイポグラフィーでGYREを表現し、作品の一部へと合体させた。

アーティスト
Stephen Smithは1975年生まれのグラフィックアーティスト。イギ リスを拠点に、エキシビション、インスタレーション、グラフィックデザイン、アート、フィルム等多岐に渡った制作活動を行う。これまでにドイツのアート・デザイン系出版社・ゲシュタルテンより「Neasden Control Centre」(2003)、「LostControl」(2007) が刊行され、2006 年にはバルセロナを中心に、出版・TV・DVDコレクションを通してアートPR活動を行うRojoより作品集「Smithfield Building」もリリース。
最近では、Nam June Paikのアートセンターオープニングで作品を発表したり、Calm & Punk Galleryにて個展を行う。